反抗期でしょうか?
2020年10月11日
代表の大迫です。
土曜日は台風の影響で大雨の一日となりましたが
子どもたちは元気に通って来てくれました。
付き添いの保護者の皆様、ありがとうございました。
さて、今月から少しずつスピカの様子とともに
私が今までに受けた質問や感じていることを
書いていこうと思います。
まずは・・・
∼反抗期でしょうか?子どもが言うことを聞きません~
3歳くらいのお子様のお母さまから中学生のお子様をお持ちのお母さままで・・・
「子どもが言うことを聞かないので反抗期でしょうか?」
というお話をよく伺います。
実は、昨今は「反抗期」がないお子様も増えて来ています。
反抗期は別になくても全く構いません。
何でも「イエスマン」「ママの言うなり」というのでは困りますが、
むしろ、上手に子育てされている、ということができるかもしれません。
子どもが言うことを聞かないときってどんな時でしょうか?
何かに夢中になっているとき・・・
自分の考えと違うとき・・・
かまってほしくて拗ねているとき・・・
などいろいろありますが、
ここは一度、胸に手を当てて考えてみてください。
「私、どんな言い方をしているかな?」と。
子どもたちは自分自身で、「●●しなくてはいけない。」とわかっています。
でも、そんなとき・・・
「早くやりなさい。」
「●●しなさい!!」
と言われると「命令」されていると感じます。
もともと人は「強制」を嫌うものです。
「今、やろうと思ってた・・・」
「聞こえてる・・・」「うるさい」
となります。
さて、ここは自分のことに置換えて考えてみましょう。
無理やり強制されてうれしいですか?
「洗濯するのは義務でしょ。これ洗ってよ」
「早くご飯だしてよ」
と言われてやる気がでますか?
すから、このような言葉はNGなのです。
こういう時は、親目線から子供目線に少し視点を変えてみましょう。
そう、「視点の変換」
です。
今月のスピカのテーマは、「四方観察」ですが、
これは、「視点を変える」という練習なのです!!
上からの指示や命令ではなく、「どうしたらいいか一緒に考えよう」と子どもに寄り添ってみる。
「こうしてみたらどう?」
「反抗期なんです!!」
「言うこと聞かないんです」
と決めつける前に
ちょっと子どもの視点から考えてみるといいかもしれませんね。